UVケア商品の耐水性に関しては、これまで測定法、耐水性の判定基準、表示方法について、各社の自主判断に委ねられてきました。
本年10月15日に、ISO18861を基に自主基準「日本化粧品工業連合会紫外線防止効果に対する耐水性測定基準」が制定されました。
耐水性の判定方法として、40分もしくは80分水浴後のSPFの保持率で判定することとし、判定水準は各時間後の水浴後に得られた耐水性(SPFの保持率)の平均値の下限値が50%以上の場合、耐水性ありとされました。
表示方法は、
①合計40分(20分×2回)の水浴条件において耐水性効果ありと判断された場合→「UV耐水性★」と表記できます。
②合計80分(20分×4回)の水浴条件において耐水性効果ありと判断された場合→「UV耐水性★★」と表記できます。
会員企業が自主基準へのスムーズな移行を行えるように、発効日は2022年12月1日とされました。
また、経過措置期間として2024年11月30日までの2年間は、従前の表示を行なえるようにしました。